猫の慢性腎不全(CKD)は、多くの飼い主さんが不安を感じる病気の一つです。
大切な愛猫が食欲を失い、元気をなくした様子を見守るのはとてもつらいもの。
アイ動物病院は、従来の西洋医学的治療に加え、体に負担をかけにくい自然療法(ホモトキシコロジー)で、愛猫のQOL(生活の質)を高めて、少しでも穏やかに過ごせるようサポートします。
腎不全とは?
特にネコちゃんは食生活や加齢に伴って腎臓の機能が悪くなる傾向が見られます。腎臓は再生不能の臓器ですので、一度壊れてしまった腎臓の細胞は元には戻りません。・・・とはいっても、腎臓は全体の1/3の細胞が正常に機能していれば生命を維持していけます。
食生活や加齢により細胞が壊れ、元気な細胞が全体の1/3以下になった時、飲水量が増える、痩せてくる、嘔吐や下痢をする回数が増える、食欲不振、元気がないなどの腎不全の初期症状が現れてきます。
さらに進行すると毒素を排出することが出来なくなり、嘔吐や下痢の回数が増え、テンカン様発作を起こし、亡くなってしまいます。
腎不全の治療
腎不全の治療薬は様々あります。ステージによって違いはありますが、薬を使うことで腎臓の細胞の負担を減らしたり、食餌から出る毒素を吸着したりします。
他にも皮下補液、食餌療法などあり、これらを組み合わせて治療することが多いです。
これにより腎臓の細胞が壊れるのを遅らせることはできますが病気は少しずつ進行していきます。
飼い主さんにとっては、病気の進行は仕方ないとしても、食餌が食べられなくなる、ぐったりしてしまうのを見守るのはつらいものです。せめて生きている間、おだやかに暮らせないものだろうかと、せめて食餌だけでも食べてくれないものかと考えてしまうと思います。
アイ動物病院では、西洋医学と違う角度のアプローチ・自然療法を扱っています
当院ではそんな飼主さんに寄り添える自然療法「ホモトキシコロジー治療」を行っています。ホモトキシコロジーと言っても聞きなれない言葉かもしれませんが、ドイツなどのヨーロッパでは古くから行われている治療法です。
簡単に言えば、この治療を行うことで体の中の毒素を減らして動物が持っている自然治癒能力を高めることができます。動物はもともと自分で治す能力を持っていますので、これを高めることで全身状態の改善ができ、病気の進行も遅らせます。実際に腎不全が進み食欲不振だったネコちゃんが食餌を食べるようになったのを何例も見ています。
今までの治療にプラスしてみてはいかがでしょう
当院での治療は、ホメオパシー注射を週に1回~2回打ってあげること、または、毎日飲み薬を投薬すること。
そのどちらか一方、もしくは両方を併用してあげるだけです。
もちろん今継続中のお薬や皮下補液は継続していただいて構いません。ネコちゃんの自然治癒能力がまだ残っているなら効果は期待できると思います。
ホモトキシコロジー治療をもっと知りたい、相談してみたい方は
アイ動物病院(さいたま市大宮区)は、完全予約制です。
初診の場合は(ご相談のみも)お電話のみ、予約を受け付けています。再診の場合、ネットでもご予約できます。
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これからも飼主さんとネコちゃんが穏やかな日々を過ごせますように