今回は犬の椎間板ヘルニア命に関わる病気について説明します。
椎間板ヘルニアのグレード5を患った犬の1割ほどで発症が見られる進行性脊髄軟化症という病気があります。
この病気は脊髄の炎症を起こしている場所から脊髄の壊死が進行していき、最終的には麻痺により呼吸ができなくなり命を落としてしまう病気です。
症状としては強い痛みが特徴となります。
その他、発熱・食欲低下・元気消失・進行性の麻痺などが見られます原因ははっきり分かっていませんし、予防法もありません。
治療としては対象療法を行い脊髄の炎症が収まれば命を取り留めることができます。
激しい痛みを見つけた時は少しでも早く動物病院を受診することをお勧めします。