今回は犬の椎間板ヘルニアの治療法グレード3から4について説明します。
犬の椎間板ヘルニアは症状の程度によってグレード1から5に分類します。
グレードによって治療方針が変わってきます。
今回はグレード3から4の治療について説明します。
グレード3から4の場合は痛み止めの注射、または飲み薬を処方します。
合わせてケージの中でなるべく大人しくしてもらうケージレストをお勧めします。
さらにこのような方法で改善が見られない場合は、入院しての点滴治療をお勧めし、外科手術や鍼治療など他の治療法を検討することになります。
症状が進行していく場合は、進行性の脊髄軟化症といって、強い炎症のために脊髄が溶けてしまう状態になり、命を落としてしまう場合もあります。
このような場合はかかりけの動物病院でご相談ください。