今回は犬の椎間板ヘルニアの治療法グレード5について説明します。
犬の椎間板ヘルニアは症状の程度によってグレード1から5に分類します。
グレードによって治療方針が変わってきます。
今回はグレード5の治療について説明します。
グレード5の場合は痛みの強く出ている場合と、痛みが全くなく深部痛覚まで消失し
てしまっている麻痺のパターンがあります。
どちらも回復することが難しくなりますが痛みの強く出ている場合は、できるだけ早く痛みを取ってあげないと進行性脊髄軟化症になり、命を落としてしまいます。
まず絶対安静のケージレストをお勧めします。
状態によっては入院しての点滴治療をお勧めし、外科手術や鍼治療などの他の治療法を検討することになります。
緊急のため迅速な対応が必要となります。
このような場合はかかりつけの動物病院でご相談ください。