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猫の段階的な成長と、体の変化、病気を知って備えておく

このページは「飼い主さん・ペット・動物病院の3者協働」での「安心未病ペットライフ」のため、愛猫をむかえた飼い主さんに必要な情報をお渡しするために用意しました。

基礎情報となる「猫の成長段階ごとの特徴、身体の変化、ケアのポイント」をご紹介します。
その後「成長段階ごとに、よくみられる病気と、アイ動物病院の治療アプローチ(例)」をご紹介します。
月のお知らせ(無料メルマガ)などと合わせて、ご活用ください。

成長段階ごとの特徴、身体の変化、ケアのポイントをご紹介

子猫期

誕生~1ヶ月(授乳期):目が開き、歩き始める、自分で排便ができるようになります。乳歯が生えます。
1ヶ月~2ヶ月(離乳期):乳歯が生えそろい、食べ物の好みが決まる時期です。
離乳食の開始、駆虫の実施、排便・排尿のしつけ開始、バランスのよい食事といった、生活の基礎がここからはじまっていきます。また生後2か月には、1回目の3種混合ワクチン接種をおこないます。

3ヶ月~1歳(成長期):永久歯が生え始める、生えそろう。体が急に成長していきます。バランスの良い食事、適度な運動と遊びが大切です。この頃、2回目の3種混合ワクチン接種(生後3か月)をします。

成猫期:1歳~6歳

身体の変化:体の成長が安定してきます。歯石がつきやすくなる。

ケアのポイント:年1回の3種混合ワクチン接種。定期的な歯石の除去。
他の注意点:成猫用フードに切り替え。生活習慣病・肥満に注意。毛玉の排泄をチェック。
膀胱炎や尿道炎、膀胱や尿道の尿石症などの下部尿路疾患(F.L.U.T.D)に気を付ける。

高齢期:7歳~16歳

身体の変化:老化が始まる、寝る時間が増える、内臓や歯の機能低下。
視力・聴力が低下、痴呆が出始める場合も

ケアのポイント:年1回の3種混合ワクチン接種。特に重要なことは「健康診断の実施で、症状がでない重い病気のチェックをしておくこと」です
また、老猫用フードに切り替えておきましょう。便秘にも注意。

各成長段階ごとに気をつけたいこと

1. 子猫期~成長期:感染症予防が最優先

子猫は免疫系が未発達なため、様々な感染症にかかりやすい状態です。適切なワクチン接種と衛生管理が重要です

・混合ワクチンについて電話で予約したい時はこちら(完全予約制)
・アイ動物病院のアクセス:さいたま市(大宮区)で猫の混合ワクチンを打ちたい

2. 成猫期:尿路疾患と歯の健康に注目

F.L.U.T.D(下部尿路疾患)や、歯石の問題が増加する時期。適切な予防と早期発見を。

定期的な歯石除去。尿検査をして早期で異常を発見する。

3. 高齢期:腎臓の疾患(腎不全など)と、がん(悪性腫瘍)に要注意

腎不全

腎臓の細胞が壊れて、機能しなくなってしまった状態を「腎不全」と言います。
猫の腎不全は、高齢の猫に多く見られますが、進行が緩やかで発見が遅れがちな病気です。
腎臓は、左右に二つあり、その30%が機能していれば、生命を維持していくことはできますが、それ以下になった時に多飲多尿・食欲不振・嘔吐・体重減少等の症状が見られます。

これまでに猫を飼ったことがある方であれば「腎不全は怖い病気」という認識を持たれている方が多いですが、猫では、猫の主要な死亡原因の一つになっています。

対策としては:定期的な健康診断、血液検査と尿検査。ホモトキシコロジーによる毒素排出。

がん(悪性腫瘍)

リンパ腫
リンパ球が「がん化」してしまう病気で、大きな腫瘍を作らない血液の癌です。
完全に治すことは難しいですが、延命は可能です。

リンパ腫の一般的治療法は、抗がん剤です。全てではありませんが、抗がん剤の効果が認められます。抗がん剤が効くといっても一時的なもので再発もあります。
ステロイド剤でも、ある程度状態を抑えられることもあります。リンパ腫は、全身に広がってしまうガンなので、手術では対応出来ません。

アイ動物病院の場合は、自然療法を併用することで「リンパ腫の進行を抑える治療法」も提案しています。
…というのは、抗がん剤は免疫力を低下させ、副作用が起こる場合があるためです。
ステロイド剤も含めて、飼い主さんと良く相談をしてから、使用するようにしています。

リンパ腫のいくつかのパターン:

多中心型:一番多いタイプです。アゴや腋下のリンパ節等、体中のリンパ節が腫れてきます。
皮膚型:皮膚が赤くなる、ただれる。ただの皮膚炎だと思っていると、全身に広がり急速に悪化してきます。
縦隔型:胸腔内のリンパ節が腫れ、胸水が溜まってきて、呼吸困難になる。
消化器型:腸の周辺のリンパ節が腫れてきます。食欲低下、嘔吐や下痢を繰り返して体重が減少。リンパ節が、大きくなってくると腸閉塞を起こすことがあります。

乳腺の腫瘍(いわゆる、乳がん)

癌(悪性)ではない良性のものも。猫の場合は、約8割が悪性と言われています。
悪性か良性かの判断は見た目では難しいですが、急に大きくなってきたら悪性だと思ってください。
手術して切除した上で、取った細胞を病理検査することで「悪性か・良性か」判断ができます。
見た目は小さくても、すでにリンパ節や肺等に転移していることもあります。

アイ動物病院では、乳腺腫瘍の進行を遅らせQOL(予後の生活の質)を維持する選択肢に、免疫サプリメントを与えることを提案しています。

アイ動物病院での治療アプローチ:
丸山ワクチン。免疫サプリ。ホモトキシコロジー(毒素排出)
必要に応じて、抗がん剤やステロイド剤(副作用を考慮し、慎重に使用する)

「安心未病ペットライフ」の3者協働

安心未病ペットライフは、飼い主さんとペットとの3者協働が、かかせません。

その基礎情報として、このページでは「猫の成長段階ごとの特徴、身体の変化、ケアのポイント」と「成長段階で、よくみられる病気、アイ動物病院での治療アプローチ(例)」をご紹介しました。

あなたと愛猫との幸せな時間を、より長く、より安心なものにするため、アイ動物病院は「ケアドクター・ケアスタッフ」として、常にそばにいます。

月のお知らせメール」をお受け取りいただくと共に、1年に1度の混合ワクチン接種。
7歳〜は「症状がでない重病である腎不全の対策」をメインに、定期健診をご利用いただき、安心未病のペットライフにお役立てください。

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