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犬のヘルニア、手術の前に知ってほしい選択肢。グレード1〜2から「走れる」まで回復したダックス・ランちゃんの鍼治療記録

「愛犬が突然ふらつくようになった」「ヘルニアと診断されたけれど、手術はさせたくない……」 そんな不安を抱えている飼い主様は少なくありません。

結論からお伝えすると、椎間板ヘルニアは早期の適切なケアによって、手術をせずに以前のような元気な生活を取り戻せる可能性が十分にあります。

今回は、当院で鍼治療を中心とした自然療法を行い、見事に回復したミニチュアダックスフンドのランちゃんの事例をご紹介します。

【症例概要】来院時の症状とヘルニアのグレード

犬種:ミニチュアダックスフンド
年齢:2022/06/03(治療時年齢:3歳3ヶ月)
診断名:椎間板ヘルニア
来院時の症状: 足の脱力(へたり)、歩行時のふらつき
初診時症状レベル:★★☆☆☆(グレード2)

グレード1〜2: 痛みはあるが、自力で歩ける。内科療法(安静)が中心。
グレード3: 足に力が入らず、ふらつく。ここから手術が選択肢に入ります。
グレード4: 自力で立てない。排尿も困難になる。※至急、精密検査を検討することを推奨
グレード5: 深部痛覚の消失、足を強く挟んでも痛み反応が見られない状態。※一般的に緊急性が高く、早期の外科判断が検討されます。

ランちゃんが初めて当院を訪れた際、歩行に明らかな違和感が出ていました。

「これから長い犬生があるのに、歩けなくなったらどうしよう」という飼い主様の想いに寄り添い、体に負担の少ない自然療法での治療がスタートしました。

今回の治療内容

通院時期状態の変化とプロセス
2026/1/16(初診)左足の神経が反応がほぼない状態でうさぎ跳びのように右後ろ足頼る。
2026/1/31(4回目)治療直後から「自分で立つ」「四肢でしっかり前進する」ことが可能に!
2026/2/14(5回目)治療前からグレードなしの状態へ回復
2026/2/28(6回目)歩行の勢いが増し、ふらつきもほとんど目立たなくなりました。
2026/3/27(7回目)「走る」「スムーズな方向転換」。踏み直し検査も「可」に劇的改善。

治療前と治療後の変化

◆変化のポイント

歩行(速度): 治療前は動く方の足に頼り、うさぎ跳びみたいにぴょんぴょん飛び跳ねてしまうような状態。
治療後は神経が通いはじめて、自分の意思で両足とも動かせるよう回復

表情: 歩けることを自慢したい!というような明るい表情

反応: 最初は触っても痛みがないから反応しなかったが、足裏のマッサージで反応を示すようになった

獣医師(新井院長)からのメッセージ

ランちゃんが再び楽しそうにお散歩し、元気に走り回る姿を見て、ご家族の皆様も安心されたことと思います。

動画を見ていただけるとよくわかるのですが、まだまだ年齢が若い子なので、足が自分で気持ちよく動かせるようになり「歩けて嬉しい!」「もっと動き回りたい!」というランちゃんの気持ちが伝わってきます。

院内で行う鍼治療も効果がありますが、飼い主様の献身的なマッサージもランちゃんの回復に繋がっております。

是非愛犬の歩行のふらつきや、ヘルニアで困っている飼い主様はこちらのマッサージ方法を試してあげてもらえたら幸いです。

2026年現在、動物医療において「手術」は唯一の正解ではありません。

特にグレードが低いうちや、高齢・持病などの理由で麻酔を避けたい場合、鍼治療を中心とした自然療法は非常に有効な選択肢となります。

「手術しかないと言われたけれど、他の方法を探している」という飼い主様は、ぜひ一度当院へご相談ください。
ランちゃんのように、また笑顔で駆け寄ってくる日を一緒に目指しましょう。

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